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Stability AI、単一画像から3Dモデルを生成できる「TripoSR」をオープンソースで公開

Tripo AIとコラボレーションし、1秒で高品質な3Dオブジェクトを生成

TripoSRを用いて再構成されたサンプル入力画像の3Dモデル

 英Stability AIは3月5日(現地時間)、3Dモデル生成AI「Tripo」を提供するTripo AIと提携し、高速3Dオブジェクト再構築モデル「TripoSR」を開発したと発表した。「TripoSR」のソースコードウエイトテクニカルレポートがそれぞれ公開されており、ライセンスはMIT License。



入力したサンプル画像と出力された3Dモデル(8例)

 TripoSRは、「LRM(Large Reconstruction Model)」および汎用型3Dモデル生成AI「Tripo」に基づいた、高速かつ応答性の高い3Dオブジェクト再構築を可能にするモデル。1枚の画像から1秒以内に高品質な3Dモデルを生成できる。GPUなしでも使用可能で、エンターテインメント、ゲーム、工業デザイン、建築など幅広い分野のユーザー、アプリケーションの需要に応える。

性能比較

プロット(Fスコア対推論時間)

 「TripoSR」は、Fスコア対推論時間のプロットにおいて高性能を示しており、NVIDIA A100でのテストでは、0.5秒でドラフト品質の3D出力を生成した。OpenLRM のような他のオープンな「image-to-3D」モデルに優勢で、スピードとアクセシビリティを兼ね備えたモデルとなっている。