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「Hey Code!」でAI支援を召喚 ~「Visual Studio Code」2024年1月更新
ウィンドウごとに異なるズームレベルを設定する機能など、多くの改善
2024年2月5日 15:39
米Microsoftは2月1日(日本時間)、「Visual Studio Code」の2024年1月アップデート(v1.86.0)を正式公開した。このリリースには「Hey Code」と呼びかけると「Copilot Chat」セッションを開始する音声コマンドが搭載された。
この機能を利用するには、「Copilot Chat」を利用できる「GitHub」サブスクリプションと「GitHub Copilot Chat」拡張機能、「VS Code Speech」拡張機能が必要。アクセシビリティ機能の一部と位置付けられているようで、「accessibility.voice.keywordActivation」設定で有効化できる。利用可能なオプションは以下の通り。
- chatInView:チャットビューから音声チャットを開始
- quickChat:クイックチャットコントロールから音声チャットを開始
- inlineChat:エディターのインラインチャットから音声チャットを開始
- chatInContext:フォーカスがエディターにある場合、インラインチャットから音声チャットを開始
音声認識はローカルで処理され、サーバーに送信されることはないとのこと。「Hey Code」の認識中は、ステータスバーに小さなマイクアイコンが表示される。
そのほかにも、今月のリリースでは以下の要素が導入された。
- ウィンドウごとに異なるズームレベルを設定
- 複数ファイルの差分を素早くチェックできるマルチファイルdiffエディター
- トリガーされたブレークポイント:ブレークポイントの依存関係を利用した効率的なデバッグが可能に
- 拡張されたスティッキースクロール:ツリービューとノートブックでスティッキースクロールを利用可能
- Markdownペーストオプション:リンク、ビデオ、オーディオ要素のリッチなペーストをサポート
- 柔軟な自動保存オプション:エラー時に自動保存をスキップしたり、特定のファイルタイプのみ保存できる
- ソース管理入力:コミット入力と言語ごとのエディター設定をカスタマイズ
- 拡張機能の通知:拡張機能ごとに通知を無効化
- 「GitHub Copilot」の更新:デフォルトのコンテキストの改善、コンテキストとしてファイルの追加、AI修正用の電球
「Visual Studio Code」は、Windows/macOS/Linuxで動作する高機能なコードエディター。現在、本ソフトの公式サイトや「ストア」アプリ(Microsoft Store)から無償でダウンロード可能。すでに利用している場合は、アプリの自動更新機能を用いてアップデートすることもできる。
Web標準技術で構築されており、Webブラウザーでも動作する。強力なコーディング支援・デバッグ・統合ターミナル機能を提供するほか、言語サーバー(Language Server)対応の拡張機能を追加することで幅広いプログラミング言語に対応できるのが特徴だ。
ソフトウェア情報
- 「Visual Studio Code」Windows向け安定版
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 10/11
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.86.0(24/02/01)