プロンプトからAIが解説動画を生成する「NoLang」がリリース ～Webページの要約動画も

Mavericksが公開した「NoLang」

　Mavericks（株）は3月26日、テキストから即座に動画を生成できるサービス「NoLang」を公開した。ユーザー登録不要で利用でき、Googleアカウントを使ってユーザー登録すると、生成した動画をあとから見返したりダウンロードすることもできる。

　「NoLang」は、入力されたテキストに基づき、リアルタイムで解説動画を生成できるサービス。テキストによる解説はChatGPTなどでも可能だが、動画で生成されることにより、より直感的に情報を理解できる。

　また、生成された動画に対して追加質問することで、動画の続きを生成できる「動画スレッド」機能も搭載。一連の動画をスレッドとして保存することも可能。

「NoLang」は入力されたテキストをもとに解説動画を即座に生成できる

Webページ上ではオススメの解説動画も閲覧可能

　さらに、「NoLang」はChrome拡張機能も提供されており、「NoLang」のWebサイトを開かずに、Webブラウザー上からワンクリックで呼び出すことが可能。Webブラウザーから呼び出した場合は、現在開いているWebページの要約動画が生成される。もちろん、プロンプトに基づく回答生成も可能だ。

「NoLang」のChrome拡張機能（撮影時はアクセス過多のため動作しなかった）

　生成された動画は、CC-BY-SAライセンスが適用され、ダウンロードして公開・再配布する際は「NoLang」公式サイトのURLを明記する必要がある。改変した場合には元の作品と同じCCライセンスで公開することを条件に、営利目的での2次利用も許可されているが、Webページの要約動画に関しては、元記事の権利の関係で、商用利用や別媒体への投稿など禁止されている。

　Mavericksは東京大学発の生成AIに特化したベンチャー企業。最先端のAI技術の開発に定評があり、LLMや検索エンジンと連携したデータベースの開発・運用等のサービスを手掛けている。