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「Apache HTTP Server」にセキュリティアップデート ~3件の脆弱性を修正

「Apache 2.4.59」への更新を

The Apache Software Foundationのリリースページ

 The Apache Software Foundationは4月4日、「Apache HTTP Server 2.4.59」を公開した。以下の3件の脆弱性を修正したセキュリティアップデートとなっている。

  • CVE-2023-38709:Apache HTTP Serverのコア機能におけるHTTPレスポンス分割の問題。v2.4.58およびそれ以前に影響
  • CVE-2024-24795:複数のモジュールにおけるHTTPレスポンス分割の問題。v2.4.0から2.4.58までに影響
  • CVE-2024-27316:HTTP/2 CONTINUATIONフレームの検証不備に起因したメモリ枯渇の問題。v2.4.17から2.4.58までに影響

 サービス運用妨害(DoS)状態に陥る可能性などがあり、早急なアップデートが望まれる。

 「Apache HTTP Server」(Apache HTTPD)は、オープンソースの定番Webサーバー。ライセンスは「Apache License 2.0」で、現在「httpd.apache.org」などから無償でダウンロードできる。