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「Stable Diffusion 3」をWebブラウザーですぐに試せるツールが早速登場!

GUIで生成する画像のアスペクト比、ランダムシード値、画像形式の設定が可能

「Stable Diffusion 3」をすぐに試せるColab ノートブックが登場

 4月17日(英国時間)に英Stability AIが、画像生成AI「Stable Diffusion 3」のAPIを一般公開したが、Googleのクラウド サーバーでコードを実行できるColaboratory(Colab)で試せるノートブックが早速登場した。

 エンジニアでStability AI外部アドボケーターのDELL氏が公開しているこのColab ノートブックを利用するには、Stability AIのアカウントを作成すると得られるStability AIのAPIキーが必要となる。Googleのアカウントでサインアップすれば、APIの利用に使うポイントを25クレジット無料で取得可能。「Stable Diffusion 3」での画像生成には1枚6.5クレジットが消費される。多くのクレジットが必要であれば、100クレジットあたり1米ドルで購入可能だ。

 Colab ノートブックでは、上から順に各コードブロックの左側にある[▶](再生)ボタンをクリックし、実行が完了したら次のコードブロックの再生ボタンをクリックすることで「Stable Diffusion 3」を利用できる。

 1つ目の[Install requirements]ブロックを実行すると、警告が表示されるので、[このまま実行]ボタンを押そう。実行が完了すると再生ボタンの左にチェックマークが表示されるので、2つ目の[Connect to the Stability API]ブロックを実行する。ここではコードブロックの下に入力欄が現れるので、Stability AIのアカウントページからAPIキーをコピーして貼り付け、[Enter]キーを押す。

[Install requirements]ブロックを実行すると警告が表示される
Stability AIのアカウントページからAPIキーをコピー
[Connect to the Stability API]ブロック下部の入力欄にAPIキーを張り付ける

 3つ目の[Define functions]エリアでは実行して完了を待つほかに特に操作は必要ない。実行が完了すれば準備は完了。次の[Stable Image SD3]エリアで画像の生成が可能となる。

[Define functions]エリアでは実行して完了を待つのみ

 [Stable Image SD3]エリアにはプロンプトやネガティブプロンプト、生成する画像のアスペクト比、ランダムシード値、画像形式の設定が可能。それぞれ設定したら、再生ボタンで画像の生成が始まる。生成した画像は画面をスクロールすると表示でき、ダウンロードも可能だ。

[Stable Image SD3]エリア
生成した画像は画面をスクロールすると表示可能