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今年最後のWindows 10/11プレビューパッチがリリース ~Android共有がもっと簡単に

タスクトレイの短縮日付け表示、全画面アプリでIMEツールバーを隠す機能などを追加

2024年11月非セキュリティプレビュー更新プログラムがリリース

 米Microsoftは11月21日(現地時間)、Windows 10/11の2024年11月非セキュリティプレビュー更新プログラムをリリースした。12月は年末休暇でリリースがないため、今年最後のプレビューパッチとなる見込み。

 「Windows 11 バージョン 24H2」における主な変更は、以下の通り。

  • 「Tailored Experiences」はOS初期設定画面(OOBE)の「Personalized offers」に。[プライバシーとセキュリティ]設定ページで確認できる
  • システムトレイに短縮された日付と時刻を表示。応答不可(Do not disturb)モードのトグルをONにしている場合、通知ベルのアイコンが表示されないことがある
  • [スタート」メニューにピン留めしたアプリを右クリックすると、ジャンプリストが表示される
  • アプリがフルスクリーンモードの場合、IMEツールバーが非表示に
  • 「エクスプローラー」やデスクトップのコンテキストメニューからAndroidデバイスへ共有。PCに「スマートフォン連携」(Phone Link)アプリをインストールして設定する必要がある
  • Windowsの音声読み上げ機能とテキスト読み上げ機能が改善。言語ファイルを手動で更新するよう求めるメッセージが表示される場合がある

 これらの改善は一部の環境から段階的に展開されるため、アップデートしてもすぐには利用できないことがある点には注意したい。

タスクトレイの短縮日付け表示、ファイルの右クリックメニューからAndroidへ共有する機能

 なお、今回リリースされたのは、米国時間来月第2火曜日に予定されている月例の更新プログラム(パッチチューズデー)に先駆けテストされるプレビューパッチ。セキュリティ関連の修正は含まれておらず、 適用は必須ではない 。あくまでも新機能をいち早く試してみたいパワーユーザーや、組織で大量のデバイスを管理しており、自社環境への影響を事前にテストしたいIT管理者向けだ。一般のユーザーは来月のパッチチューズデーを待っても問題はないだろう。