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「Stable Diffusion 3.5 Large」に新たな3つのControlNetが追加

画像のアップスケーリングや構造化、調整が可能に

「Stable Diffusion 3.5 Large」に新たな3つのControlNetが追加

 英Stability AIは11月26日(現地時間)、「Stable Diffusion 3.5 Large」の新たな3つのControlNet、「Blur」「Canny」「Depth」を発表した。「Stability AI Community License」のもと、商用(年間総収益が100万ドル未満の組織に限る)・非商用問わず、無料で利用できる。

Blur

 低解像度の画像を、8Kや16Kを含む高解像度の画像にアップスケーリングできる機能。小さな画像を大きく詳細なビジュアルにできる。

Blurでアップスケーリングした画像のイメージ

Canny

 Canny edgeアルゴリズムで抽出された線画から、画像を生成できる機能。特にイラストに有効だが、すべての画像スタイルで使用できる。

Cannyで構造化した画像のイメージ

Depth

 深度マップから、画像生成を調整する機能。建築パースのレンダリングや、3Dアセットのテクスチャリングなど、画像を正確に調整する必要がある場合に最適だとしている。

Depthで調整した画像のイメージ

 WeightはHugging Faceから、コードはGitHubからダウンロード可能。さらにComfy UIでもサポートしている。