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「Microsoft Copilot」アプリが勝手に自動アンインストール、2025年3月の「Windows Update」適用で

タスクバーからピン留めも解除される不具合発生

「Microsoft Copilot」アプリが勝手にアンインストールされる不具合が発生

 米Microsoftは、3月11日(現地時間)に公開したWindows 10/11のセキュリティ更新プログラムにおいて、AIアシスタント「Microsoft Copilot」アプリが意図せずアンインストールされ、タスクバーからピン留めも解除される不具合が発生していることを明らかにした。同社のサポートページにて告知している。

 問題の対象となっているのは、Windows 11 バージョン 24H2向けの「KB5053598」、Windows 11 バージョン 23H2/22H2向けの「KB5053602」、Windows 10 バージョン 22H2向けの「KB5053606」。

 これらのアップデートを適用後、一部のデバイスにおいて、OSにデフォルトでインストールされている「Microsoft Copilot」アプリが勝手に自動削除され、タスクバーでのピン留めも外されるとのことで、今回のセキュリティ更新プログラムにおける既知の問題として記載されている。

 なお、本問題は「Microsoft 365 Copilot」アプリでは確認されていないという。

3月11日(現地時間)に公開された「KB5053598」のドキュメントページ

 同社は現在、この問題に対処するための解決策に取り組んでいる。その間の回避策として、影響を受けたユーザーには「Microsoft Store」より同アプリを再インストールし、タスクバーに手動でピン留めすることを案内している。

サポートページには回避策を掲載