NEWS(09/07/09 12:09)

レンダリングエンジン“WebKit”の脆弱性2件を修正した「Safari」v4.0.2が公開

JavaScriptエンジン“Nitro”の安定性も向上

 米Apple Inc.は8日、Webブラウザー「Safari」v4.0.2を公開した。本バージョンでは、レンダリングエンジン“WebKit”に関する脆弱性が2件修正された。

 脆弱性のうち1件は、悪質な細工を施されたWebサイトにアクセスするとクロスサイトスクリプティング攻撃が引き起こされるというもの。もう1件は、悪質な細工を施されたWebサイトにアクセスするとアプリケーションの強制終了や任意コードの実行が引き起こされるものとなっている。

 そのほか、JavaScriptエンジン“Nitro”の安定性が向上した。

 「Safari」はWindows XP/Vistaに対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。また、以前のバージョンのインストール時に「Apple Software Update」を併せてインストールしている場合は、同ソフト上から自動アップデートすることも可能。

【著作権者】
Apple Inc.
【対応OS】
Windows XP/Vista
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
4.0.2(530.19.1)(09/07/08)
 

(中村 友次郎)