NEWS(10/02/26 14:09)

任意のコードを実行されるおそれがある脆弱性を修正した「Thunderbird」v3.0.2

深刻度が4段階中で“最高”に位置付けられている

 Mozillaは25日、迷惑メール対策機能などを搭載したメールソフト「Thunderbird」の最新版v3.0.2を公開した。最新版の主な変更点は、HTMLを扱う際に使用中のメモリを解放してしまい、悪意ある任意のコードを実行できてしまう可能性がある脆弱性を修正したこと。

 同脆弱性は、Mozillaによる深刻度が4段階中で“最高”に位置づけられている。また、14時現在詳細は明らかにされていないが別の脆弱性も修正されている模様で、早急なアップデートをお勧めする。さらに、IMAPに関する複数の不具合修正なども施されている。

 本ソフトは、Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

【著作権者】
contributors to the Mozilla Project
【対応OS】
Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
3.0.2(10/02/25)

(長谷川 正太郎)