NEWS(10/05/28 14:42)

Mozilla、定番メールソフト「Thunderbird」v3.1のリリース候補版を公開

直接ダウンロードしたファイルをFirefox風のダウンロードマネージャーで管理可能

「Thunderbird」v3.1 Release Candidate 1「Thunderbird」v3.1 Release Candidate 1

Firefox風のダウンロードマネージャーFirefox風のダウンロードマネージャー

 Mozillaは27日、定番メールソフト「Thunderbird」の次期バージョンv3.1のリリース候補版を公開した。Windows 2000以降に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows XPで動作確認した。現在、“Mozilla Messaging”のWebサイトから、日本語版を含む各言語版をダウンロードできる。なお、リリース候補版はその性格上ベータ版よりは安定して動作することが期待できるが、テスト目的のプレビュー版であることには変わりないので注意。

 v3.1のベータ2からの変更点は、メールに記載されたリンクから直接ダウンロードしたファイルを、「Firefox」のダウンロードマネージャーと同様のリスト画面で管理できるようになったこと。

 このほか、v3.0からの変更点として、、“添付ファイルつき”“未読”といった条件によるメールの絞り込みを、ワンクリックで行える“クイックフィルタバー”が搭載されている。また、ユーザーインターフェイスをv2系のものへ簡単に戻せる“設定変更ガイド”をダイアログで表示するようになったほか、拡張機能「Personas Plus」をインストールした際の挙動も変更されている。詳細は下記リンクにあるベータ版公開時の記事を参照してほしい。

 なお、Mozilla Japanのブログによると、「Thunderbird」v3.1の正式版は6月中に公開される予定とのこと。

【著作権者】
contributors to the Mozilla Project
【対応OS】
Windows 2000以降(編集部にてWindows XPで動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
3.1 Release Candidate 1(10/05/27)

(長谷川 正太郎)