NEWS(11/04/18 13:22)
Adobe、脆弱性を修正した「Flash Player」v10.2.159.1および「AIR」v2.6.0.19140
本脆弱性を悪用した攻撃もすでに確認されておりなるべく早急なアップデートが必要
米Adobe Systems Incorporatedは15日(現地時間)、「Adobe Flash Player」の最新版v10.2.159.1と「Adobe AIR」の最新版v2.6.0.19140を公開した。「Adobe Flash Player」はWindows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7など、「Adobe AIR」はWindows XP/Server 2003/Vista/7および64bit版のVsitaなどに対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。
本バージョンでは、同社の基準で深刻度が4段階中最も高い“Critical”と評価された脆弱性が修正されている。本脆弱性を悪用した攻撃もすでに確認されており、なるべく早急なアップデートが必要だ。
なお、「Google Chrome」に同梱されている「Adobe Flash Player」プラグインは、14日に公開された「Google Chrome」v10.0.648.205で、修正版へ更新済み。
また、「Adobe Acrobat」「Adobe Reader」などの同社製品にも同様の脆弱性が存在するが、これらの製品では“保護モード”機能で攻撃を防止できるとのこと。修正版は25日の週に行われる定例アップデートで提供される予定。
「Adobe Flash Player」
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 10.2.159.1(11/04/15)
「Adobe AIR」
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003/Vista/7/Vista x64
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 2.6.0.19140(11/04/15)