NEWS(11/06/06 13:48)
XSS脆弱性を修正した「Adobe Flash Player」v10.3.181.22/10.3.181.23が公開
すでに本脆弱性を利用した攻撃が報告されているため早急な更新が必要
米Adobe Systems Incorporatedは5日(現地時間)、Webブラウザー上でFlashコンテンツを再生するためのプラグイン「Adobe Flash Player」の最新版を公開した。本バージョンでは、同社基準で深刻度が4段階中上から2番目の“Important”と評価された脆弱性が修正されている。
同社によると、「Adobe Flash Player」v10.3.181.16以前にはクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が存在し、すでにこれを悪用した攻撃が報告されているとのこと。IE向けにはActiveX版のv10.3.181.23、「Firefox」をはじめとするIE以外のWebブラウザー向けにはv10.3.181.22がそれぞれ最新版として用意されているので、なるべく早急に更新する必要がある。
「Adobe Flash Player」は、Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。
「Adobe Flash Player」(ActiveX版)
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 10.3.181.23(11/06/05)
「Adobe Flash Player」(IE以外のWebブラウザー向け)
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 10.3.181.22(11/06/05)