NEWS(11/08/10 18:10)
「Adobe Flash Player 11」「Adobe AIR 3」ベータ版が更新、「AIR 3 SDK」が追加
デスクトップアプリおよびモバイルアプリが開発可能に
米Adobe Systems Incorporatedは8日(現地時間)、デスクトップ向けの「Adobe Flash Player 11」Beta 2および「Adobe AIR 3」Beta 2を公開した。Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7などに対応するフリーソフトで、現在同社のラボサイト“Adobe Labs”からダウンロードできる。
「Adobe Flash Player 11」Beta 2には大きな変更はなく、安定性の改善のみとなっている。一方、「Adobe AIR 3」Beta 2では、デスクトップアプリおよびモバイルアプリを開発可能なソフトウェア開発キット「AIR 3 SDK」Beta 2が追加されており、ランタイムの機能も強化されている。
「Adobe AIR 3」では、「Adobe Flash Player 11」の新機能に加え、ネイティブコードで記述されたライブラリを利用できる“Native Extension”に対応。また、これまでiOSでのみサポートされてきたランライムの同梱配布がWindows/Mac/Androidなどのプラットフォームでも利用可能になった。また、iOSでのバックグラウンドオーディオ再生のサポート、Androidにおける正面カメラと“Android Market”のライセンスサービスへの対応など、モバイル向けの機能も強化されている。
なお、本ベータ版はあくまでも開発途上であるため、製品に組み込んだり日常的に利用するといった用途には適していないので注意。
「Adobe Flash Player」
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7など
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- Beta 2 11.0.d1.98(11/08/08)
「Adobe AIR」
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7など
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- Beta 2 3.0.0.369(11/08/08)