NEWS(12/05/23 14:26)

3件の脆弱性を修正したパケット取得・プロトコル解析ソフト「Wireshark」v1.6.8

不正な細工が施されたパケットなどで本ソフトが強制終了する脆弱性

 高機能なパケット取得・プロトコル解析ソフト「Wireshark」の最新版v1.6.8が、22日に公開された。最新版の主な変更点は、3件の脆弱性を修正したこと。

 脆弱性はいずれも、不正な細工が施されたパケットを受信したり、不正な細工の施されたパケット解析ファイルを開くと、本ソフトが操作不能になったり、強制終了してしまうというもの。これらの脆弱性は旧シリーズであるv1.4.0からv1.4.12までにも影響する。これに伴い同日、同脆弱性を修正したv1.4シリーズの最新版v1.4.13も公開されている。

 「Wireshark」v1.6.8は、Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7および同64bit版などに対応するフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

【著作権者】
Gerald Combs and contributors
【対応OS】
Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/XP x64/Server 2003 x64/Vista x64/Server 2008 x64/7 x64など
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.6.8(12/05/22)

(長谷川 正太郎)