ニュース

「EmEditor」v26.1.が公開 ~AI機能を拡充、Anthropicプロバイダーを追加

“ギガ単位の一行”は読み込みだけでなく編集や操作も快適に

「EmEditor」v26.1.0

 米Emurasoftは5月7日(日本時間)、テキストエディター「EmEditor Professional」の最新版v26.1.0を正式公開した。細部のブラッシュアップが行われている。

 たとえば、「EmEditor」v26.0では改行を含まない1行だけの巨大ファイルも高速に開けるようになったが、水平スクロールや編集などの処理はそのままだった。本バージョンではアルゴリズムの変更やSIMD命令の活用により、こうした処理も快適に行えるようになった。同社が実施したベンチマークによると、改行の削除では6.06倍、水平スクロールでは2.74倍ものパフォーマンス改善がみられるとのこと。

同社が実施したベンチマーク

 また、「EmEditor」で開いているファイルが外部アプリで変更された際、「EmEditor」で読み直そうとすると失敗する問題にも対処。これは外部アプリがファイルの変更をブロックするため「排他ロック」がかけられているのが原因だったため、「EmEditor」側で数ミリ秒の待機時間を設けたり、読み直しに失敗した場合に再試行するためのボタンが設けられた。そのほかにも、細部でさまざまな調整が行われている。

 さらに、AI関連では以下の改善が施された。

  • Anthropicプロバイダーを追加
  • Googleプロバイダーでファイルアップロード機能に対応
  • AnthropicおよびGoogleプロバイダーでツール呼び出しに対応
  • チャットのインポート・エクスポート機能を導入
  • 「PowerShell」ツールを追加
  • AI プロンプト機能の各種ダイアログボックスでプロバイダー、モデル、推論の労力、テキスト冗長、Web検索の有無などを設定するコントロールを追加
Anthropicプロバイダーを追加。「Claude」モデルも利用可能に

 「EmEditor Professional」は、Windowsプラットフォームで定番のテキストエディター。プラグインで機能を拡張できるのが特徴で、CSVデータを扱うための機能も非常に充実している。64bit版のWindows 8.1/Server 2012 R2以降に対応するシェアウェアで、7日間の試用が可能。試用期間後は、個人利用のみで一部機能の制限された「EmEditor Free」として利用できる。

 なお、ダウンロードの際はデジタル署名の署名者が「Emurasoft, Inc.」になっていることを確認すること。

ソフトウェア情報

「EmEditor Professional」
【著作権者】
Emurasoft, Inc.
【対応OS】
64bit版のWindows 8.1/10/11およびWindows Server 2012 R2以降
【ソフト種別】
年額9,000円(2年目以降は初年度の75%)など(試用期間後は、個人利用のみで一部機能の制限された「EmEditor Free」として使用可能)
【バージョン】
26.1.0(26/05/07)