NEWS(12/06/13 13:51)

Oracle、14件の脆弱性を修正した「Java SE 7」の最新版v7 Update 5を公開

うち6件はリスクのスコアが最大の10.0、リモートからの攻撃を受ける恐れ

 Oracle Corporationは12日、「Java Platform, Standard Edition(Java SE 7)」の最新版を公開した。このアップデートでは、全14件の脆弱性が修正されている。

 同社は、製品に含まれる脆弱性が及ぼすリスクを最大10.0までのスコアで評価している。今回修正された全14件の脆弱性のうち6件は、スコアが最大の10.0にあたるとしている。また、全14件のうち12件の脆弱性は、悪用された場合、リモートからの攻撃を受ける恐れがあるとしている。ユーザーはすみやかに最新版へ更新しておこう。

 現在、Java言語で開発されたソフトを実行するために必要なランタイム「Java SE Runtime Environment 7」および、Java言語の開発環境「Java SE Development Kit 7」ともに最新のv7 Update 5が同社のWebサイトで公開されている。

 なお、今後行われる「Java SE 7」の“Critical Patch Update”のスケジュールは、直近では2012年10月16日が予定されている。

(加藤 達也)