NEWS(12/06/26 18:39)
Adobe、HTML/CSS/JavaScriptでできた次世代コードエディター「Brackets」を発表
オープンソースで開発。“Quick Edit”や“Live Preview”などの斬新な機能を搭載
米Adobe Systems Incorporatedは25日(現地時間)、Web開発のための新しいソースコードエディター「Brackets」を発表した。現在、プロジェクトホスティングサービス“GitHub”のプロジェクトページから、最新版“sprint 10 experimental build”をダウンロードできる。対応OSはWindowsおよびMac OS X。
「Brackets」は、HTML/CSS/JavaScriptなどの編集に特化したオープンソースのソースコードエディター。「Brackets」自身がHTML/CSS/JavaScriptで構成されており、開発にも「Brackets」が利用されているというのが興味深い。今回発表されたデスクトップアプリだけでなく、Webアプリケーションへの埋め込み利用も視野に入れて開発が行われているという。
また、これまでのテキストエディターにはない斬新な機能を搭載している。たとえば、HTMLタグの上にカーソルを合わせて[Ctrl]+[E]キーを押せば、当該要素のスタイルをインラインで編集することが可能。外部スタイルシートにも対応しており、わざわざファイルの切り替えを行わなくて済む。本機能は“Quick Edit”と呼ばれており、JavaScriptで利用すれば関数のインライン編集も可能だ。
さらに、編集中のソースコードをWebブラウザーでプレビューし、変更・保存をすぐさま反映させることのできる“Live Preview”機能も搭載している。ソースコードの保存・ブラウザーのリロードといった手間を省くことができるので便利。現在のところ対応ブラウザーは「Google Chrome」に限られるが、今後対応を拡大していくとのこと。
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 7で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- sprint 10 experimental build(12/06/25)