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JavaScriptでできたWeb開発のためのコードエディター「Brackets」の最新版Sprint 33

“クイック編集”機能が大幅に強化。正規表現検索・置換や画像プレビューもサポート

「Brackets」Sprint 33

 米Adobe Systems Incorporatedは1日(現地時間)、オープンソースのコードエディター「Brackets」の最新版Sprint 33を公開した。今回のアップデートでは“クイック編集(Quick Edit)”機能にさまざまな改良が加えられている。

 「Brackets」ではHTML要素(タグ)の選択中に[Ctrl]+[E]キーを押すことで、別ファイルに記述された当該要素に関連するスタイルを参照・編集することが可能。これが“クイック編集”機能だ。わざわざファイルを切り替えてスタイルの記述箇所を探すという手間が省けて非常に便利。

 「Brackets」Sprint 33ではこの機能が拡張され、既存のスタイルの編集だけでなく、新しいスタイルの追加がサポートされた。“クイック編集”画面に新設された[新しいルール]ボタンをクリックすれば、新しいスタイルを記述することができる。また、“クイック編集”画面に[閉じる]ボタンが追加されたのも本バージョンでの改善点。さらに、CSSファイルの編集中に“animation-timing-function”属性で“クイック編集”画面を開くと、“cubic-bezier(3次ベジェ曲線)”の編集がGUIで行えるようになっている。

[新しいルール]ボタン
“animation-timing-function”の“cubic-bezier”をGUIで編集

 そのほかにも、検索・置換ダイアログで正規表現がサポートされた。また、イメージプレビュー機能が追加されており、コードエディター上で画像のサムネイルとサイズ情報がチェックできるようになった。

検索・置換ダイアログで正規表現がサポート
イメージプレビュー機能

ソフトウェア情報

「Brackets」Windows版
【著作権者】
Adobe Systems Incorporated and its licensors
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
Sprint 33(13/10/29)

(柳 英俊)