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“HSPプログラムコンテスト2013”の最終選考結果が発表

擬似3Dレースゲーム「レシプロファンタジア」が総合最優秀賞を受賞

“HSPプログラムコンテスト2013”のWebサイト
「レシプロファンタジア」

 HSPプログラムコンテスト2013 実行委員会は1日、“HSPプログラムコンテスト2013”の審査結果を発表した。同コンテストは、フリーのプログラミング言語「Hot Soup Processor」(以下、「HSP」)で作成したプログラムのコンテスト。今回は284の応募作品の中から149作品が一次審査を通過し、入賞候補となった。

 応募作品全体の中で最も優秀な作品に贈られる“総合最優秀・ツェナワークス賞”に輝いたのは、祐矢氏が制作した擬似3Dレースゲーム「レシプロファンタジア」。エンジン付き魔法の杖に乗ってレースを行うゲームで、レトロ調ながら細かく作り込まれたゲーム性などが評価された。

 また、「HSP」の機能をすべて活用できる“一般部門”の優秀賞には、魔女オイラ氏の横スクロールアクション「アルト」が、「HSPTVブラウザ」上で動作させるといった制限がある“HSPTV部門”の優秀賞にはKAW氏の縦スクロールシューティング「NegaTogg(ネガトグ)」が選ばれている。

 さらに、Windows以外のOSで動作させるためのランタイム“HSP3Dish”を使用するといった制限がある“HSP3Dish部門”の優秀賞には、電磁石と鉄骨を使ったパズル「パニックミッション」が選出された。そのほか“(株)Impress Watch・窓の杜賞”に「へんてこ」「おさんぽようじょ」「りかなー」が受賞するなど、60作品以上に各種協賛社賞が贈られている。

 加えて、ネット審査員として多くの作品を評価したことを称えたネット審査員特別賞がロコ氏に贈られた。受賞作品を含むコンテストの応募作品は、“HSPプログラムコンテスト2013”の公式サイトから無料でダウンロードできる。

2014年2月17日追記:「おさんぽようじょ」については、無断で第三者の作品を流用したものと認定されたため、2014年2月15日に“(株)Impress Watch・窓の杜賞”の受賞を取り消されました。詳しくは下記URLをご参照ください。

(長谷川 正太郎)