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IObit、デフラグソフト「Smart Defrag 3」日本語版を無償公開

デフラグエンジンを再設計、ストアアプリのデフラグ機能などが追加される

「Smart Defrag」v3.0.3.289

 米IObit(日本代理店:(株)エクサゴン)は21日(現地時間)、デフラグソフト「Smart Defrag」シリーズの最新版「Smart Defrag 3」の日本語版を公開した。32bit版および64bit版のWindows XP/Vista/7/8/8.1に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

 「Smart Defrag」は、システムのアイドル時にバックグラウンドでファイルの断片化を解消する“自動デフラグ”や、システムの稼働時にデフラグできないファイルをシステムのスタートアップ時にデフラグする“ブートタイムデフラグ(Boot Time Defrag)”といった機能を備えるデフラグソフト。スケジュール実行機能なども備える。

 最新版となる「Smart Defrag 3」には最近のHDDの大容量化に対応するために設計された新しいデフラグエンジンが搭載されており、デフラグ処理にかかる時間が大幅に短縮された。また、“Safe Intelligence”技術によりHDDにダメージを極力与えることなく健全な状態に保つことが可能となっているという。

 そのほかにも、よく利用されるファイルを優先的にデフラグし、読み込みを高速化する機能や、Windows 8.xのWindows ストアアプリをデフラグする機能を新たに搭載。ログ機能も改良されており、ディスクの分析ログとデフラグのログが自動的に保存されるようになった。また、ユーザーインターフェイス面ではスキンが一新されたほか、画面の拡大縮小機能や色覚異常者向けの調整が可能な新しいデフラグマップなどが導入されている。

初期状態のユーザーインターフェイス
“Green”スキンを適用し、デフラグマップの色覚異常者向け調整を有効化

ソフトウェア情報

「Smart Defrag」
【著作権者】
IObit
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8/8.1
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
3.0.3.289(14/01/21)

(柳 英俊)