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プレゼン支援ツール「MISAO」の最新版v5.4が公開、“マサカリを投げる”機能が追加
プレゼンターに浴びせられるキビしいツッコミがちょっとマイルドに
(2014/5/20 18:26)
プレゼンテーション支援ツール「MISAO」の最新版v5.4が、20日に公開された。Windows 7以降に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。現在、オープンソースプロジェクトのホスティングサービス“CodePlex”のプロジェクトサイトからダウンロードできる。なお、動作には.NET Framework 4が必要。
「MISAO」は、Twitterなどから取得したコメントを“niconico”風にデスクトップへ表示できるソフト。プレゼンテーションへの反応やツッコミをリアルタイムにスクリーンへ流すことで、プレゼンターと会場の聴衆、ストリーミング配信の視聴者の一体感を醸し出すことが可能。2008年より開発されており、一部のIT勉強会などで活用されている。
本バージョンにおける変更点は、“マサカリを投げる”機能が追加されたこと。“マサカリを投げる”とはプログラマーを中心に使われているネットスラングの一種で、プレゼンテーションやブログ記事などに技術的な誤りがある場合に、厳しいツッコミやダメ出しをすることを指す。聴衆が発表者の誤りを指摘したり、発表者と異なる知見を披露することは、発表者の成長にとって非常に重要なことだが、その反面、行き過ぎた言葉や舌足らずな表現が相手の心を傷つけたり、あとに続く人を委縮させてしまうことも少なくない。
しかし「MISAO」を使えば、そんな恐ろしい“マサカリ”をコミカルに投擲することが可能。コメント表示機能(Nicovideo viewer)の設定画面で“マサカリ”オプションが有効化された状態で、“#マサカリ”というハッシュタグをつけてツイートすると、スクリーンに表示されるコメントに回転するマサカリアイコンが追加されるようになる。発表者もこれで少しは気が楽になるのではないだろうか。
ソフトウェア情報
- 「MISAO」
- 【著作権者】
- MISAO project
- 【対応OS】
- Windows 7以降(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 5.4 Beta(14/05/20)