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Opera、サイレントアップデート機能を搭載した「Opera」v22の正式版を公開

デフォルトのテーマとしてノルウェーの風景を写した写真が5種類同梱

「Opera」v22.0.1471.50

 ノルウェーのOpera Software ASAは3日(現地時間)、デスクトップ向けWebブラウザー「Opera」の最新正式版v22.0.1471.50を公開した。最新版の主な変更点は、「Opera」が起動していない場合にもバックグラウンドでアップデートのチェックと更新を行う、サイレントアップデート機能が追加されたこと。

 これにより、ユーザーはアップデートダイアログを開いたり、公式サイトなどからインストーラーをダウンロードすることなく、常に最新の状態に更新された「Opera」を使い続けられる。また、アップデートする際にダウンロードされるファイルはできる限りパッチとして提供され、最小限のファイルサイズで更新が行われるという。

 さらに、デフォルトのテーマとしてノルウェーの美しい風景を写した写真が5種類同梱されるようになった。そのほか、デンマークのセキュリティベンダーSecuniaにより5段階中3番目に深刻度が高い“Moderately Critical”に分類された、「Chromium」に由来する脆弱性も修正されている。

 加えて、日本からの要望に応える形で、手動での文字エンコード変更が可能になった。文字エンコードの変更は、[Opera]メニューの[ページ]-[エンコード]サブメニューから利用可能。また、アドレスバーから“Yahoo! Japan”で検索を行おうとすると“Yahoo.com”で検索されてしまう不具合も修正されている。

デフォルトのテーマ
[ページ]-[エンコード]サブメニュー

 本ソフトは、Windows XP以降などに対応するフリーソフトで、編集部にて64bit版のWindows 7で動作を確認した。現在同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「Opera」
【著作権者】
Opera Software ASA
【対応OS】
Windows XP以降など(編集部にて64bit版のWindows 7で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
22.0.1471.50(14/06/03)

(長谷川 正太郎)