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Microsoft、OSが起動不能になる問題があったセキュリティ更新プログラムを修正・再公開
“Windows Update”などを通じて自動配信
(2014/8/28 15:28)
米Microsoft Corporationは27日(現地時間)、Windowsのセキュリティ更新プログラム「KB2993651」を公開した。本更新プログラムは13日に公開され、一部環境でWindowsが起動できなくなるなどの問題を引き起こしていた「KB2982791」を修正し、置き換えたもの。特権昇格が引き起こされる深刻度“重要”の脆弱性が修正されているので、必ずアップデートしておきたい。
「KB2993651」は“Windows Update”などを通じて自動配信されるため、ユーザー側による操作は不要。問題が発生した「KB2982791」の自動適用を防止するため“Windows Update”を一時的に無効化したユーザーは、再度有効化するのを忘れないようにしてほしい。
なお、同社は「KB2982791」のアンインストールを推奨していたが、「KB2982791」を適用しても問題が発生しなかったなどの理由で、同社の勧めに従わずそのまま利用し続けていた場合は、自動更新機能を利用してそのまま「KB2993651」を適用すればよい。「KB2993651」を適用すれば「KB2982791」で更新されたファイルはすべて上書きされるため、「KB2982791」をあらかじめアンインストールするといった手順は不要。