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ストレージベンチマークソフト「CrystalDiskMark 4」のベータ版が公開

ベンチマーク部分に「DISKSPD」を採用。マルチキュー&マルチスレッドテストが可能に

「CrystalDiskMark」v4 Beta1

 ストレージベンチマークソフト「CrystalDiskMark」の次期バージョン「CrystalDiskMark 4」のベータ版が、9日に初めて公開された。現在、作者のWebサイトからダウンロードできる。

 約5年ぶりとなるメジャーバージョンアップとなる「CrystalDiskMark 4」では、ベンチマーク部分に「DISKSPD」が採用された。「DISKSPD」はMicrosoftによって開発されたオープンソースのツールで、ストレージへ負荷を与えたり、パフォーマンスを計測することができる。

 さらに、マルチキューテストやマルチスレッドテストにも暫定対応した。キューやスレッドの数を変更するためのユーザーインターフェイスも備えており、ベンチマーク結果をテキストファイルへ出力することも可能。

マルチキューテストやマルチスレッドテストにも暫定対応
ベンチマーク結果をテキストファイルへ出力

 そのほかにも、今後は“Per-Monitor DPI”(モニターごとに異なるスケーリングが設定されたマルチモニター環境)への対応や、公式応援キャラクター“水晶雫”が登場する特別版“Shizuku Edition”への新テーマ追加、ユーザーインターフェイスの最適化などが盛り込まれる予定だ。

ソフトウェア情報

「CrystalDiskMark」
【著作権者】
ひよひよ 氏
【対応OS】
Windows(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
4 Beta1(15/04/09)

(樽井 秀人)