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VMware、Windows 10をサポートした仮想PCソフト「VMware Workstation 12」を公開
有償版は「VMware Workstation Pro」、無償版は「VMware Workstation Player」に
(2015/8/26 14:37)
米VMware, Inc.は24日(現地時間)、仮想PCソフト「VMware Workstation」のメジャーアップデート「VMware Workstation 12」を公開した。
メジャーバージョンアップとなる本バージョンではWindows 10が正式にサポートされ、Windows 10で「VMware Workstation」を動作させたり、仮想マシン上でWindows 10を実行できるようになった。さらに、「Ubuntu 15.04」「Fedora 22」「CentOS 7.1」「Red Hat Enterprise Linux(RHEL) 7.1」「Oracle Linux 7.1」「VMware Project Photon」などの新しいOSがサポート対象に加わった。
そのほかにも、本バージョンではDirectX 10やOpenGL 3.3といったグラフィックスAPIに対応。解像度の高い4KモニターやDPI設定の異なるマルチモニター環境がサポートされるなど、モニター関連の改善が著しい。また、インストーラーの改良なども行われている。
なお、「VMware Workstation 12」のラインナップは前バージョンから若干変更されており、「VMware Workstation 12 Pro」と「VMware Workstation 12 Player」の2本立てとなっている。
「VMware Workstation 12 Pro」は価格30,890円(アップグレードは18,590円)でダウンロード販売されており、30日間試用できる評価版も提供されている。「VMware Workstation 12 Player」は、非営利目的に限り無償で利用できる「VMware Player」の後継で、同じく同社のWebサイトからWindows版とLinux版がダウンロード可能。なお、いずれも32bit版は用意されていないので注意したい。
ソフトウェア情報
- 「VMware Workstation Player」Windows版
- 【著作権者】
- VMware, Inc.
- 【対応OS】
- 64bit版Windowsなど(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(非営利目的に限る)
- 【バージョン】
- 12.0.0(15/08/24)