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脆弱性を1件修正したネットワークプロトコルアナライザー「Wireshark」v1.12.8
次期バージョン「Wireshark 2」のリリース候補版も公開
(2015/10/15 16:08)
Wireshark Foundationは14日、オープンソースで開発されているパケット取得・プロトコル解析ソフト「Wireshark」の最新安定版v1.12.8を公開した。Windows/Mac/Linuxなどに対応しており、現在Windows/Mac OS X向けのインストーラーとソースコードが本ソフトの公式サイトから無償でダウンロード可能。また、Windows版のインストーラーは窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。
本バージョンではプロトコルサポートのアップデートに加え、PCAPNGファイルのパーサーがクラッシュする脆弱性(CVE-2015-7830)が1件修正された。その他にもさまざまな不具合が修正されている。
なお、同日付けで「Wireshark」の次期バージョンv2.0.0のリリース候補版(RC1)も公開されている。現行版の「Wireshark 1」がGUIフレームワークに「GTK+」を利用しているのに対し、新しい「Wireshark 2」では「Qt」が採用されているほか、「USBPcap」を利用したUSB通信のキャプチャーにも対応するようだ。
ソフトウェア情報
- 「Wireshark」Windows向け安定版
- 【著作権者】
- Gerald Combs and contributors
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows Server 2003/Vista/Server 2008/7/Server 2008 R2/8/Server 2012(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.12.8(15/10/14)