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ドライバーを一括更新する「Driver Booster」がv3.0に、Windows 10へ正式対応
アンインストール機能やバックアップ機能の強化のほか、スキャンエンジンの最適化も
(2015/10/23 13:45)
米IObit Information Technology(日本代理店(株)エクサゴン)は22日(日本時間)、システムにインストールされているドライバーを最新のものへ一括更新できるソフト「Driver Booster」の最新版v3.0を公開した。現在、「Driver Booster 3 Free」が同社のWebサイトや窓の杜ライブラリから無償でダウンロード可能。
「Driver Booster」は、システムにインストールされているドライバーをスキャンしてドライバーのデータベースと照合し、新しいバージョンがあった場合に一括で最新版をダウンロード・インストールしてくれるツール。ドライバーを最新版へ更新すれば、システムの不具合が解消されたり、性能を改善できる可能性があるので、もしシステムのパフォーマンスや安定性に不満を感じる場合は試してみるとよいだろう。
本ソフトの魅力はなんといってもドライバー更新が手軽に行える点にあるが、ユーザーインターフェイスもシンプルで使いやすいのも魅力だ。起動すると自動でドライバーがスキャンされ、アップデート可能なドライバーがリストアップされる。リスト上部にある[すべて更新]ボタンを押せば全自動でドライバーの一括アップデートを行うことが可能だ。復元ポイントの作成やバックアップ機能も完備しており、もしシステムに不具合が生じても手軽にロールバックできる。また、スキン機能を備えており、好みのデザインへ手軽に切り替えることができる。
メジャーバージョンアップとなる本バージョンでは、「Windows 10」に完全対応。また、ゲームコンポーネントのデータベースが拡充され、「Visual C++」のランタイムが含まれるようになった。ユーザーインターフェイス面では対応言語が拡充されたほか、新たに“ホワイト”スキンが追加されている。
また、アンインストール機能やバックアップ機能も強化。もう接続されていない不要なデバイスのドライバーをクリーンアップが可能となったほか、ドライバーのバックアップ機能の安全性が改善された。さらに、コアとなるスキャンエンジンも最適化されており、ドライバーをスキャンする処理の実行速度が向上しているという。
なお、上位の有償版「Driver Booster 3 PRO」(税抜き1,886円)を利用すれば、Free版よりも優先的にドライバーのデータベースが更新される。また、システムのアイドル時にドライバーを自動ダウンロードする機能などが追加で利用できるようになる。
ソフトウェア情報
- 「Driver Booster 3 Free」
- 【著作権者】
- IObit Information Technology
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8/8.1/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 3.0.3.261(15/10/22)