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動作速度は最大15倍。データ転送量を最大30%削減した「TeamViewer 11」が正式版に
対応デバイスも拡充。LinuxのヘッドレスサーバーやChrome OSをサポート
(2015/12/2 16:32)
独TeamViewer GmbHは2日(日本時間)、リモートデスクトップソフト「TeamViewer」の最新版「TeamViewer 11」を正式公開した。現在、同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。
「TeamViewer」は、Windows/Mac OS X/Linuxに対応するマルチプラットフォーム対応のリモートデスクトップソフト。リモートコントロールだけでなく、オンラインサポートやオンラインミーティング、プレゼンテーションなどにも対応しており、個人の非商用であれば無償で利用できる。なお、それ以外の用途に利用する場合は有償ライセンスを購入する必要がある(試用期間は7日間)。
最新版となる「TeamViewer 11」では、パフォーマンスが大幅に改善。最大15倍の速度で動作するようになった一方で、データの転送量は最大30%低減されており、スペックの低い端末でも快適に動作するようになった。また、パフォーマンスだけではなく操作性も改善。リモートコントロール画面がスタイリッシュで視認性の高いデザインへと一新され、使いたい機能を簡単に見つけられるようになった。
また、対応デバイスが拡充されたのも大きな変更点。Windows 10への対応はもちろん、Linuxのヘッドレスサーバー(ディスプレイやキーボード、マウスなどの入出力機器を接続していないサーバー)への接続やChrome OS端末への接続、Android端末への無人アクセスが新たにサポートされた。Chrome OS端末へのアクセスにはChrome アプリを利用するが、このアプリは「Google Chrome」でも利用することができる。
ソフトウェア情報
- 「TeamViewer」Windows版
- 【著作権者】
- TeamViewer GmbH
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003/Vista/Home Server/Server 2008/7/Server 2008 R2/8/Server 2012/8.1/Home Server 2011/Server 2012 R2/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(個人の非商用のみ)
- 【バージョン】
- 11.0.52465(15/12/02)