ニュース

長期保存に適したM-DISCをフルサポートした「BurnAware Free」v9.0が公開

ISO/UDPデータディスク機能の改善やDOSブートイメージの同梱

「BurnAware Free」v9.0
データディスクや音楽CD、ビデオDVD、ブートディスクなどを作成可能

 CD/DVD/Blu-rayに対応するライティングソフト「BurnAware Free」の最新版v9.0が、23日に公開された。64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8/8.1/10に対応しており、非商用に限り無償で利用可能。現在、本ソフトの公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

 「BurnAware」は、データディスクや音楽CD、ビデオDVD、ブートディスクなどを作成可能なライティングソフト。非商用に限り無償で可能な“Free”のほか、ディスクの複製やオーディオCDのリッピングなどが可能な“Premium”(19.95米ドル)、商用利用も可能な“Professional”(39.95米ドル)の3エディションが用意されている。有償版は10日間無償で試用可能。

 メジャーバージョンアップとなる本バージョンでは、M-DISCをフルサポート。M-DISCは光・熱・湿度などによる経年劣化に強く、長期保存に適した追記型の光ディスクで、開発元によると1,000年データを保存可能だとのこと。書き込みには専用のドライブが必要となるが、読み込みは一般のDVD/Blu-rayで行えるという。

 さらに、データディスクを作成する際にISO/UDF/ISO+UDFといったファイルシステムがいつでも変更できるようになった。また、データを複数のディスクに分けて記録するスパンツールでも、ISO/UDF/ISO+UDFがサポートされている。

 そのほかにも、DOSブートイメージ(IMA)が「BurnAware」本体に同梱。さまざまな不具合の修正や機能の改善も施されている。

データディスクを作成する際にファイルシステムをいつでも変更できるように
DOSブートイメージ(IMA)が「BurnAware」本体に同梱

ソフトウェア情報

「BurnAware Free」
【著作権者】
Burnaware
【対応OS】
64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8/8.1/10
【ソフト種別】
フリーソフト(非商用のみ)
【バージョン】
9.0(16/03/23)

(樽井 秀人)