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「メモ帳」の挿入テキストをAIに考えてもらう機能がCanary/Devチャネルでテスト開始
追加プロンプトで手直しも可能
2025年5月23日 15:59
米Microsoftは5月22日(現地時間)、「メモ帳」のアップデート(v11.2504.46.0)を発表した。まずはCanary/Devチャネルでテストされ、問題がなければ他の開発チャネルや製品版OSにも導入される予定だ。
今回のアップデートでは、ドキュメントに挿入するテキストを生成AIに作成してもらう機能 「Write」 が導入された。この機能は「メモ帳」の[Copilot]メニューやマウスの右クリックメニュー、[Ctrl]+[Q]キーなどから利用可能で、ダイアログにプロンプトを入力して[送信]ボタンを押すと、AIが生成した出力がエディターに挿入される。
AIの出力が気に入れば、[テキストを保持]ボタンで確定が可能。気に入らない場合は、そのまま破棄してもよい。下書きを手直ししたい場合は、追加のプロンプトをダイアログへ入力することで、AIの出力を改良できる。
なお、この機能を利用するには「Microsoft アカウント」によるサインインが必要。「Microsoft 365 Personal」、「Microsoft 365 Family」、「Microsoft 365 Enterprise」および「Copilot Pro」サブスクリプションのAIクレジットを消費する。
また、この機能を望まない場合はアプリの設定で無効化できる。