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Apple製品に多数の脆弱性 ~一斉にセキュリティリリースが公開
「iOS/iPadOS 16.7.12」と「iOS/iPadOS 15.8.5」にはゼロデイ脆弱性も
2025年9月16日 16:12
米Appleは9月15日(現地時間)、セキュリティアップデートを実施した。「iOS 26」「iPadOS 26」、「macOS Tahoe 26」のほかにも、多くの製品が対象となっている(括弧内はCVE番号をベースにした脆弱性の件数)。
- iOS 26 and iPadOS 26(27件)
- iOS 18.7 and iPadOS 18.7(12件)
- iOS 16.7.12 and iPadOS 16.7.12(1件)
- iOS 15.8.5 and iPadOS 15.8.5(1件)
- macOS Tahoe 26(77件)
- macOS Sequoia 15.7(35件)
- macOS Sonoma 14.8(39件)
- tvOS 26(17件)
- watchOS 26(19件)
- visionOS 26(18件)
- Safari 26(7件)
- Xcode 26(5件)
なかでも「iOS/iPadOS 16.7.12」と「iOS/iPadOS 15.8.5」で修正された「Image I/O」における範囲外書き込みの問題「CVE-2025-43300」は、メッセージングアプリ「WhatsApp」の脆弱性「CVE-2025-55177」との組み合わせで、特定のユーザーを狙った巧妙な攻撃に悪用された可能性がある。できるだけ早い対応を心掛けたい。
なお「iOS 18」「iPadOS 18」「iPadOS 17」では、すでに「CVE-2025-43300」が修正済みとなっている。最新のバージョンになっていれば問題はない。