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「Firefox 143.0.3」がリリース ~多くの不具合と2件の脆弱性を修正

「Firefox」v143.0.3

 Mozillaは9月30日(米国時間)、デスクトップ向け「Firefox」の最新版v143.0.3をリリースチャネルで公開した。以下の改善と不具合修正を含んだマイナーアップデートとなっている。

  • ドラッグしてピン留めする操作キューのタイミングを調整して安定性を向上
  • 一部の拡張機能がアドオンマネージャー経由でアップデートできない問題を修正
  • 「Firefox View」のセクションが期待通りに折りたたんだり展開したりできないリグレッションを修正
  • WebExtensionsストレージの問題に対処。特定の拡張機能をインストールした状態だと「Firefox」が起動時にクラッシュしてしまう原因となっていた
  • インストール後の通知からアドオンの「Extension settings」を開くと、再起動するまでカスタマイズタブといくつかのキーボードショートカットが壊れる問題を修正
  • UDP接続をブロックするネットワークに接続していると、特定のWebサイトの読み込みに時間がかかる問題を改善

 なお、脆弱性の修正は2件。深刻度はいずれも4段階中上から2番目の「High」と評価されている。

 デスクトップ版「Firefox」はWindows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトからダウンロード可能。Windows版はWindows 10/11に対応しており、窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。