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「Firefox 143.0.1」がリリース ~DLLインジェクションでタブがクラッシュする問題に対処

「Firefox」v143.0.1

 Mozillaは9月19日(米国時間)、デスクトップ向け「Firefox」の最新版v143.0.1をリリースチャネルで公開した。以下の不具合に対処したマイナーアップデートとなっている。

  • DLLインジェクションが原因でタブがクラッシュすることがある

 この問題は2年前から報告されていたが、最近になってクラッシュレポートの上位にリストされるようになったことから重要度が引き上げられ、検証が進められた結果、トレンドマイクロ製セキュリティソフトに含まれているDLLとの間で問題が確認された。コンテンツプロセスで当該DLLをブロックすることで解決が図られたようだ。

 なお、今のところ脆弱性の修正はアナウンスされていない。

 デスクトップ版「Firefox」はWindows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトからダウンロード可能。Windows版はWindows 10/11に対応しており、窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。