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デバイス間のタブ移動やスタートページのカスタマイズを強化した「Vivaldi 7.7」公開

プライバシーダッシュボードのデザインや概要ページのリニューアルも

タブの移動やスタートページのカスタマイズを強化した

 ノルウェーのVivaldi Technologiesは11月13日(日本時間)、デスクトップ版Webブラウザー「Vivaldi 7.7」をリリースした。デバイス間で行うタブ移動やスタートページの強化などが施されている。

 使用していたPCから別のPCで作業を継続する場合、開いていたタブだけでなくタブスタックやワークスペースの配置構成を完全に再現して移行できるようになった。これにより整理していたタブを最初から開き直したり、同期の履歴を辿り確認したりする必要がなくなる。

必要なタブにどのPCからでもアクセスできる

 また、別々の機能であったウィジェットとスピードダイヤルがスタートページに結合され、柔軟なカスタマイズができるようになった。スピードダイヤルと共に、天気やRSSのウィジェットを配置して一目で確認することが可能だ。

スタートページを自分好みにアレンジできる

 加えて、設定画面に[パフォーマンス]セクションが追加され、メモリセーバーのオプションを選択できるようになった。これにより、タブに対するメモリの管理方法をユーザーに合わせて調整可能。特にメモリに制限があるPCであったり、ブラウザーを効率的に使用したい場合に便利。

パフォーマンスを細かくコントロールできる

 そのほか以下のような改善も施されている。

  • プライバシーダッシュボードのデザイン刷新
  • メールパネルの改善
  • 概要ページの改善とデザイン刷新