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他のWebブラウザーで開いていたタブを開けるようになった「Vivaldi 7.1」が公開【1月31日追記】

ダッシュボードでは背景画像のカスタマイズや天気ウィジェットを追加

「Vivaldi 7.1」

 ノルウェーのVivaldi Technologiesは10月24日(現地時間)、デスクトップ版「Vivaldi 7.1」を公開した。本バージョンでは、「Google Chrome」など他のWebブラウザーで開いていたタブを「Vivaldi」で開く機能などが追加されている。

 他ブラウザーのタブを「Vivaldi」で開く機能は、ブラウザー設定のインポート機能の一部として利用可能。ウィンドウ左上にある「Vivaldi」ロゴから表示できるメニューで、[ファイル]-[アプリケーションまたはファイルからインポート]を選択してインポート機能のダイアログを呼び出せる。[開いているタブ]チェックボックスがONになった状態で[インポート開始]ボタンを押せば、指定したWebブラウザーで開いていたタブが「Vivaldi」でも開かれる仕組み。

ブラウザー設定のインポート機能

 Webブラウザーとプロファイルはプルダウンメニューで選択可能。ただし、当該のWebブラウザーが起動している間はインポートができない。プロセスが残っていても、インポートが開始されないので、必要に応じて「タスク マネージャー」などでプロセスを終了する必要があるので注意。

当該のWebブラウザーが起動している間はインポートができない

 さらに、v7.0で導入されたダッシュボード機能も強化された。新たに天気情報を表示するウィジェットが利用できるようになったほか、背景画像を変更する機能や、ウィジェットの背景を半透明・透明化する機能も追加されている。

ダッシュボード機能も強化

 また、スピードダイヤルにアイテムを追加する際のダイアログも改善された。そのほか、同期機能を有効化しているデバイス間でタブを共有する機能も追加されている。なお、デスクトップ版からモバイル版への共有は1月30日から利用可能となるとのこと。

スピードダイヤルにアイテムを追加する際のダイアログも改善

[2025年1月31日編集部追記] 1月30日付でiOS / Android版「Vivaldi」v7.1が公開され、デバイス間でタブを共有する機能がモバイル版とデスクトップ版との共有も可能になっている。