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「ATOK Passport」次期バージョンはARM64にネイティブ対応! AI文章生成も可能

2026年2月2日に提供開始、Android/iOSとも変換履歴・設定などを同期できる機能も搭載へ

(株)ジャストシステム、「ATOK Passport」の最新版Tech Ver.36を発表

 (株)ジャストシステムは11月25日、「ATOK Passport」の最新版Tech Ver.36を発表した。Arm版Windows 11にネイティブ対応するほか、生成AIを活用した文章作成アシスタント「ATOK MiRA」(エイトックミラ)の追加などを行い、一部機能を除き2026年2月2日にリリース予定。

Arm版Windows 11にネイティブ対応

 Qualcomm TechnologiesのSnapdragon Xシリーズプロセッサーに対応し、Arm版Windows 11にネイティブ対応した。ARM64、x64/x86アプリ上の日本語入力が可能となる。

“わたしらしい”文章を生成してくれる「ATOK MiRA」

“わたしらしい”文章を生成してくれる「ATOK MiRA」

 ATOK MiRAは、生成AIの文章生成アシスタント。ユーザーの入力傾向や設定に応じつつ、『ビジネス文書に』、『より丁寧に』といった定型指示を選択することで、文章の推敲や要約、文章の書き換えが可能。Windows版は2026年2月に、Android/macOS/iOS版は同年6月に追加予定。

定型指示で文書生成

「ATOK Sync One」で複数OS間で入力状況を同期

「ATOK Sync One」で複数OS間で入力状況を同期

 「ATOK Sync One」は、変換辞書の学習情報、確定履歴、削除した単語など、複数端末間で入力環境を同期できるクラウドサービス。これまで「ATOK Sync」として、Windows-Mac間の同期に対応していたが、同サービスにより新たにAndroid/iOSでの同期も可能となる。2026年6月に追加予定。

 「ATOK Passport」は、月額660円(プレミアム月額プラン)、もしくは年額7,920円(プレミアム年額プラン)のサブスクリプションで、最大10台のデバイスで利用できる。