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Canonical、「Ubuntu 26.04 LTS」の一般提供を開始 ~TARベースのWSLパッケージもあり

少なくとも5年間、2031年4月までサポート

Canonical、「Ubuntu 26.04 LTS」の一般提供を開始

 英Canonicalは4月23日(現地時間)、「Ubuntu 26.04 LTS」(コードネーム:Resolute Raccoon)をリリースした。2年ごとにリリースされる長期サポート(LTS)版で、少なくとも5年間、2031年4月までのサポートが保証される。「Ubuntu Pro」サブスクリプションを購入すればさらに5年間、計10年の「ESM」(拡張セキュリティメンテナンス)アップデートも追加で得られる(2036年4月まで)。

 「Ubuntu 26.04 LTS」はカーネルに「Linux 7.0」、デスクトップ環境に「GNOME 50」を採用し、機能とユーザービリティが全体的に底上げされたほか、セキュリティチップ「TPM」を用いたフルディスク暗号化への対応、ポスト量子暗号の既定有効化、「Rust」ベースのユーティリティの採用といったセキュリティ強化が図られた。NVIDIAの「CUDA」やAMDの「ROCm」といった業界最先端のAI/MLツールキットにもネイティブサポートしており、AI開発にもプラットフォームとなっているという。

 また、最小システム要件も変更されている。

  • CPU:2GHz以上のデュアルコアプロセッサ
  • メインメモリ:6GB(4GBより増加)
  • ストレージ:25GB

 「Windows Subsystem for Linux」(WSL)に関するアナウンスはなく、「Microsoft Store」からダウンロードできるパッケージも今のところ「Ubuntu 24.04 LTS」のままだが、すでに公式サイトで「*.wsl」パッケージが提供されている。これはLinuxディストリビューションを「WSL」としてインストールするために必要なファイルをTAR形式の書庫ファイルにしたもので、2025年から提供中。

 ダウンロードしたWSLファイルをダブルクリックしてしばらく待てば、インストールは完了する。

ダウンロードしたWSLファイルをダブルクリックしてしばらく待てば、インストールは完了する