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アンチ検閲メッセンジャー「Telegram」がメジャーアップデート ~コミュニティ機能を導入、GIF検索パネルも刷新

ロシア生まれのオープンソースプロジェクト、現在の開発拠点はUAE

「Telegram」v7.0.4

 UAEのTelegram FZ-LLCは7月14日(現地時間)、「Telegram 7.0」をWindows/Mac/Linux向けにリリースした。リッチテキストエディターやコミュニティ機能などが追加されたメジャーアップデートだ。

 「Telegram」は、ロシア生まれのテキスト・音声・動画チャットサービス。当局による検閲から逃れ、自由なコミュニケーションを実現するために開発されたという経緯もあり、セキュリティとプライバシーにこだわりがある。開発チームは現在、ロシアを離れ、アラブ首長国連邦(UAE)に拠点を移している。

 「Telegram 7.0」で追加されたリッチテキストエディターは、チャットメッセージに見出しや表、リスト、引用、コードブロックといった書式・装飾を加えることが可能。本文中に写真や動画を挿し込むこともでき、長文での投稿に向いている。1通のメッセージで送信できる文字数も、最大32,768文字まで拡張された。

 なお、この機能は有料サービス「Telegram Premium」限定だ。

 一方のコミュニティは、話題を共有する複数のグループ・チャンネル・ボットを1つに束ねる機能だ。コミュニティは既定で“協力的”に設定されており、メンバーであればだれでもチャットを追加することが可能。コミュニティ管理者と当該チャットのメンバーにだけ見える隠しチャットも作成できる。

 コミュニティ内のチャットはチャットリストで1つにまとめて表示し、必要に応じて展開することもできるので、チャットが乱立して管理が難しかったり、チャットリストのスペースを節約したい場合などにも役立つだろう。

 そのほかにも、GIF検索パネルが刷新。36言語、3億5000万件以上のGIFを、オープンソースのAIモデルを用いてオフラインでインデックス化し、検索できるようになった。ボットから非公開メッセージを送る機能も追加され、あいさつ文やAIによる要約、エラー通知、ボタン付きメニューなどを、他のメンバーの目に触れさせずに届けられる。

GIF検索パネルが刷新

 「Telegram」デスクトップアプリは「GitHub」でホストされているオープンソースプロジェクトで、ライセンスは「GPL v3」。リリースページから無償でダウンロードできる。執筆時の最新版は、22日付けで公開されたv7.0.4。デスクトップだけでなくモバイル(iOS/Android)でも利用できる。

ソフトウェア情報

「Telegram Desktop」
【著作権者】
Telegram FZ-LLC
【対応OS】
Windows/Mac/Linux
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
7.0.4(26/07/22)