NEWS(10/02/24 18:05)
約5年ぶりにメジャーバージョンアップしたメールソフト「Sylpheed」v3.0
各種処理がマルチスレッド化したほか、簡単にGmailアカウントを追加可能に
受信したメールを1通ごとに1つのファイルとして保存するフリーのメールソフト「Sylpheed」が約5年ぶりとなるメジャーバージョンアップを遂げ、v3.0になった。最新版の主な変更点は、サーバーへの接続やIMAP4サーバーとの通信、検索といった時間のかかる処理を別スレッドとして実行するようになったこと。これにより、各種処理の実行中も本体が操作不能になることが少なくなったという。
また、Gmailのアカウントを簡単にセットアップできるようになった。具体的には、アカウントの追加ダイアログでアカウントの種類を選択する際に、“POP3 (Gmail)”または“IMAP4 (Gmail)”を選び、送信者名とGmailのメールアドレス・パスワードを入力するだけでGmailを本ソフトで管理できるようになる。
さらに、アドレス帳の機能も強化された。たとえば、送信したメールの宛先を自動でアドレス帳へ追加できるようになったほか、アドレスの並び順を変更したり、検索を行えるようになった。
そのほか、任意のメールに色をつけて分類できる“カラーラベル”に任意の名前を設定できるようになるなどの改良が施されている。
本ソフトは、Windows 2000/XP/Vista/7などに対応するフリーソフトで、現在作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。
- 【著作権者】
- Hiroyuki Yamamoto 氏
- 【対応OS】
- Windows 2000/XP/Vista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 3.0-win32(10/02/24)