NEWS(10/07/15 15:41)

文字を選択するだけで検索用メニューを表示可能になった「Lunascape6 ORION」v6.2

本体をアップデートしなくてもGeckoエンジンだけをアップデート可能に

「Lunascape6 ORION」v6.2.0「Lunascape6 ORION」v6.2.0

“なぞり検索”機能の設定画面“なぞり検索”機能の設定画面

 Lunascape(株)は15日、3つのレンダリングエンジンを搭載するWebブラウザー“Lunascape”シリーズの最新版「Lunascape6 ORION」v6.2.0を公開した。最新版の主な変更点は、文字列を選択するだけでWeb検索などを行えるメニューを表示できる“なぞり検索”機能が追加されたこと。

 “なぞり検索”機能では、選択した文字列をGoogleで検索したり、“Google 翻訳”で翻訳できるほか、“Amazon.co.jp”“楽天市場”“Yahoo!オークション”の商品を検索したり、WikipediaやTwitter、クックパッドなどを検索することも可能。また、“なぞり検索”機能の設定画面ではメニューの表示タイミングや表示位置、Webページ上のテキスト入力ボックス上で“なぞり検索”機能を有効化するかどうかなどを指定できる。

「Firefox」v3.6相当のGeckoエンジンを「Lunascape6 ORION」上で利用「Firefox」v3.6相当のGeckoエンジンを「Lunascape6 ORION」上で利用

 さらに、本体をアップデートしなくてもGeckoエンジンだけをアップデートできる仕様に変更された。これにより、標準で同梱されている「Firefox」v3.5相当のGeckoエンジンに代えて、「Firefox」v3.6相当のGeckoエンジンをインストールして「Lunascape6 ORION」上で利用することも可能。「Firefox」v3.6相当のGeckoエンジンは同社のラボサイト“Luna Labs”からダウンロードできる。

 「Lunascape6 ORION」は、Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。

【著作権者】
Lunascape(株)
【対応OS】
Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
6.2.0(10/07/15)

(長谷川 正太郎)