NEWS(10/09/09 18:44)

Opera、WindowsのDLLファイル読み込みに関する脆弱性を修正した「Opera」v10.62

対応するMIMEタイプに圧縮されたTAR形式を追加したほか、いくつかの不具合も修正

「Opera」v10.62「Opera」v10.62

 Opera Software ASAは9日、独自エンジンを搭載したWebブラウザー「Opera」の最新版v10.62を公開した。最新版の主な変更点は、WindowsのDLLファイル読み込みに関する脆弱性を修正したこと。

 同脆弱性は、本ソフトの起動時に本来読み込むべきでないパスから細工の施されたDLLファイルを呼び出してしまう可能性があるというもの。最悪の場合、任意コードの実行を許してしまうこともあるので、なるべく早急なアップデートが必要だ。

 また、対応するMIMEタイプに圧縮されたTAR形式が追加されたほか、いくつかの不具合も修正されている。

 本ソフトは、Windows 2000以降に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows Vistaで動作確認した。現在、同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

【著作権者】
Opera Software ASA
【対応OS】
Windows 2000以降(編集部にてWindows Vistaで動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
10.62(10/09/09)

(長谷川 正太郎)