NEWS(10/10/21 19:20)
Opera、機能を拡張できるエクステンション機能搭載の「Opera 11」α版を公開
「Firefox」などに搭載されている拡張機能と同様に、Webブラウザーの機能を拡張
Opera Software ASAは21日、独自エンジンを搭載したWebブラウザー「Opera」の次期バージョンv11のアルファ版となる「Opera 11 alpha」を公開した。Windowsなどに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows Vistaで動作確認した。現在、同社のWebサイトからダウンロードできる。なお、「Opera 11 alpha」はテスト版のため、重要なデータなどはバックアップしてからインストールすることが推奨されている。
アルファ版の主な変更点は、「Firefox」や「Google Chrome」に搭載されている拡張機能と同じように、Webブラウザーの機能を拡張できる“エクステンション”機能が搭載されたこと。OperaのエクステンションはHTML5やCSS、JavaScriptといったWeb標準技術を使って作成でき、コードを少し編集するだけでほかのWebブラウザーへ対応させることが可能だという。
エクステンションはライブラリサイト“Opera extensions”から直接Operaへインストールできる。“Opera extensions”にアップロードされるエクステンションはOpera社が悪意あるソフトでないことを確認してから公開されるとのこと。19時現在“Opera extensions”には、「Opera」の詳細な設定を行える「Opera Configurator」や、表示中WebページのURLを“bit.ly”を使って短縮できる「Bit.ly Extension」、Webページを“Delicious”に登録できる「Delicious Extension」など15種類ほどのエクステンションが登録されている。
- 【著作権者】
- Opera Software ASA
- 【対応OS】
- Windowsなど(編集部にてWindows Vistaで動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 11.00 alpha(10/10/21)