NEWS(10/10/28 13:41)
ゼロデイ脆弱性を修正した「Firefox」および「Thunderbird」の最新版が公開
「Firefox」v3.5/3.6および「Thunderbird」v3.0/3.1に影響し深刻度は“最高”
Mozillaは27日(現地時間)、Webブラウザー「Firefox」v3.6.12/v3.5.15およびメールソフト「Thunderbird」v3.1.6/3.0.10を公開した。最新版の変更点は、重要度が“最高”と位置付けられた脆弱性が1件修正されたこと。本脆弱性を悪用した攻撃はノーベル平和賞のWebサイトなどですでに確認されており、早急な更新が必要だ。
本脆弱性は「Firefox」v3.6/v3.5の両シリーズに存在し、対応するすべてのプラットフォームに影響する。最悪の場合、リモートから任意のコードを実行されてしまう恐れがある。なお、「Thunderbird」ではメールの表示といった操作で影響を受けることはないものの、同様の脆弱性自体は存在する。そのため、JavaScriptが有効になっている場合、RSSフィードや拡張機能を介して攻撃を受ける恐れがある。
「Firefox」および「Thunderbird」は、Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。また、本ソフトの自動アップデート機能を利用してインストールすることもでき、この場合は[ヘルプ]メニューの“ソフトウェアの更新を確認”項目を選択すればよい。
「Firefox」
- 【著作権者】
- contributors to the Mozilla Project
- 【対応OS】
- Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 3.6.12(10/10/27)
「Thunderbird」
- 【著作権者】
- contributors to the Mozilla Project
- 【対応OS】
- Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 3.1.6(10/10/27)