NEWS(10/12/22 17:36)

DLLプリロード攻撃対策を施したバックアップソフト「BunBackup」v3.42が公開

そのほか機能追加や細かい不具合を修正

 事前に作成した設定をもとに、複数のフォルダやアプリケーションの設定を一括でバックアップできる「BunBackup」の最新版v3.42が、21日に公開された。本バージョンでは、DLLプリロード攻撃の対策が施されている。

 DLLプリロード攻撃とは、外部DLLを読み込む際に適切にパスを指定していないため、攻撃者が細工した外部DLLの読み込みを許してしまうという脆弱性を利用した攻撃。本バージョンでは、ファイルを安全に読み込むように改善されている。

 そのほか、起動オプションとしてバックアップ後にログオフする“WINLOGOFF”が追加されたほか、インストール時に設定ファイルを本ソフトへ関連付ける機能や、設定ファイルを保存せずにOSをシャットダウンした場合に自動保存を行う機能を搭載するなどの改善が施された。また、パス名によってZIP形式での圧縮バックアップが正常に動作しない不具合なども修正されている。

 本ソフトは、Windows 2000/XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

【著作権者】
Nagatsuki 氏
【対応OS】
Windows 2000/XP/Vista/7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
3.42(10/12/21)

(柳 英俊)