NEWS(11/01/19 15:45)

不要な書式を省いてWebページを取り込める「Evernote for Windows」v4.2が公開

テキストのノートへ記載したURLを自動でリンクに変換できる機能も

「Evernote for Windows」v4.2.0.3639「Evernote for Windows」v4.2.0.3639

 Evernote Corporationは18日、インターネットのサーバー上に、さまざまな形式のメモを格納できるクラウド型のサービス“Evernote”のWindows版クライアント「Evernote for Windows」の最新版v4.2.0を公開した。最新版の主な変更点は、IEや「Firefox」の右クリックメニューからWebページを取り込む際に、基本的な書式以外を省いて取り込めるようになったこと。

 これにより、たとえば表示幅を狭めるとレイアウトが崩れてしまうようなWebページも、スッキリとしたレイアウトで表示できるようになった。基本的な書式以外を省くには、Webページを取り込む際のダイアログにある“基本的な書式のみを保持する”チェックボックスをONにして取り込めばよい。また、“クリップの設定”ダイアログから初期状態で省くように設定することも可能。

Webページを取り込む際のダイアログWebページを取り込む際のダイアログ

“クリップの設定”ダイアログ“クリップの設定”ダイアログ

 さらに、“クリップの設定”ダイアログからはWebページを取り込む際のダイアログを表示せずに、直接本ソフトへWebページを取り込むように設定することも可能。これにより、Webページの取り込みがよりすばやく行えるようになった。

 なお、編集部にて試用したところ、“クリップの設定”ダイアログの[OK]ボタンなどがウィンドウからはみ出して表示されなかった。利用する際は、「Sizer」などのウィンドウサイズを強制的に変更できるソフトで、ダイアログの表示サイズを広げて利用するとよいだろう。

URLを自動でリンクに変換URLを自動でリンクに変換

 そのほか、テキストのノートへ記載したURLを自動でリンクに変換できる機能が追加された。URLを自動でリンクに変換する際は、URLの先頭と末尾に半角スペースもしくは改行を入れる必要があり、いったんリンクに変換されたURLは先頭と末尾の半角スペースなどを削除してもリンクのままで保持される。

 本ソフトは、Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。

【著作権者】
Evernote Corporation
【対応OS】
Windows XP/Vista/7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
4.2.0.3639(11/01/18)

(長谷川 正太郎)