NEWS(11/03/22 16:00)
Opera、スピードダイヤル機能を強化した「Opera」v11.10のベータ版を公開
スピードダイヤルを無制限に登録可能、ウィンドウに合わせてレイアウトが自動変更
Opera Software ASAは17日、独自エンジンを搭載したWebブラウザー「Opera」の次期バージョンv11.10(コードネーム“Barracuda(バラクーダ)”)のベータ版を公開した。Windowsなどに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7で動作を確認した。現在同社のWebサイトからダウンロードできる。
本バージョンの主な変更点は、「Opera」の特徴的な機能のひとつである“スピードダイヤル”機能がさらに強化されたこと。具体的には“スピードダイヤル”の追加方法が、従来のあらかじめ用意された“スピードダイヤル”の空白を埋めていく方式から、新たな“スピードダイヤル”を1つずつ追加していく方式へと変わり、“スピードダイヤル”を登録できる数に制限がなくなっている。ウィンドウに収まりきらなくなった“スピードダイヤル”は、画面をスクロールすることで表示可能。
また、“スピードダイヤル”に表示されるサムネイルのサイズを、ウィンドウ右下の[表示倍率]ボタンからポップアップするスライドバーで調節可能となったほか、ウィンドウのサイズに合わせて“スピードダイヤル”のレイアウトを自動で変更させるなどの設定が追加された。そのほか、“スピードダイヤル”のサムネイルへ常に最新のWebページの状態が表示されるようになっている。
さらに、プラグインのインストール方法も改良された。従来はWebページの閲覧にプラグインが必要な場合、別途プラグインをダウンロードしてインストールする必要があった。本バージョンでは、Webページの閲覧に「Adobe Flash Player」が必要な場合に、自動的にインストールが行われるようになっている。
そのほか、Web用のフォントフォーマット“WOFF(Web Open Font Format)”や、Googleが発表した画像フォーマット“WebP”のほか、CSS3のマルチカラムやグラデーションに対応している。
- 【著作権者】
- Opera Software ASA
- 【対応OS】
- Windowsなど(編集部にてWindows 7で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 11.10 beta(11/03/17)