NEWS(11/05/23 15:38)

懸賞つきノベルゲーム“小此木鶯太郎”シリーズ最新作「陰と陽の犯跡(問題編)」

犯人の犯したミスを4つ答えると正解者のなかから抽選で総額10万円の賞品が当たる

「陰と陽の犯跡」問題編「陰と陽の犯跡」問題編

 ミステリー好きの有志によるサークル“安楽椅子犯人”が制作している懸賞つきミステリーノベルゲーム“小此木鶯太郎の事件簿”シリーズの第3弾となる「陰と陽の犯跡(問題編)」が公開中だ。Windows 2000/XP/Vistaに対応するフリーソフトで、現在同サークルのWebサイトからダウンロードできる。

 「陰と陽の犯跡(問題編)」は、刑事の“小此木鶯太郎”が活躍する本格ミステリーノベルゲーム。ストーリーは、テレビドラマ『刑事コロンボ』や『古畑任三郎』などでおなじみの、最初に犯人が提示されてその後主人公が犯人を追い詰めていくという構成になっている。問題編では小此木鶯太郎が犯人を断定するところでストーリーが終了し、その理由については明らかにされない。

陰陽占い師の風宮歌陽は復讐のために鬼嶋紀久彦を殺害してしまう陰陽占い師の風宮歌陽は復讐のために鬼嶋紀久彦を殺害してしまう

 今回の事件は、脅迫と不正により権力を裏から操る評論家“鬼嶋紀久彦”の不正を暴こうとして殺されたライター“工藤来未”の実姉“風宮歌陽”が、復讐のために鬼嶋紀久彦を殺害するところから始まる。風宮歌陽は、すべての証拠を消すことで完全犯罪を成立させようとするが、小此木鶯太郎によって徐々に追い込まれていく。

 問題編で語られたストーリーをもとに犯人の犯したミスを4つ推理してメールで応募すると、正解者のなかから抽選で合計13名に総額10万円相当の賞品が贈られる仕組み。商品は、『古畑任三郎 3rd season』のDVD-BOXなど2万円相当の商品が貰える“名探偵賞”が3本、『綾辻行人・有栖川有栖からの挑戦状(1) 安楽椅子探偵登場』のDVDなど4,000円相当の商品が貰える“名推理賞”が10本用意されている。

 なお、応募の締め切りは2011年7月4日23時59分までとなっており、正解と正解者は今後公開される「陰と陽の犯跡」解答編で発表されるとのこと。

【著作権者】
安楽椅子犯人
【対応OS】
Windows 2000/XP/Vista
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.02(11/05/10)

(長谷川 正太郎)