NEWS（11/08/24　16:01）

　米Microsoft Corporationは23日（現地時間）、PCと“Windows Phone 7”端末を同期可能なマルチメディアプレイヤー「Zune Software」の最新版v4.8を公開した。Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在同社のダウンロードセンターからダウンロードできる。

　「Zune Software」は、PCとWindows Phone 7端末を接続して、音楽・動画・写真・ポッドキャストをを転送・同期するためのソフト。コンテンツの同期は、USB接続だけでなく、無線LAN経由で行うことも可能。Windows Phone 7端末のバックアップやアップデートなどの作業も、本ソフトを利用して行うことになる。

　また、メディアを管理・再生するメディアライブラリ・プレイヤーとしての機能も備えている。WPFを利用したアニメーション効果が随所に配されたデザイン性の高さも本ソフトの特長だ。

　これまで本ソフトには日本語版が用意されていなかったが、本バージョンから対応言語が拡大し、日本語を含む22カ国語に対応。フォントの表示やテキスト入力など、日本語環境での問題が解決されたほか、メニュー項目なども日本語化されている。また、Windows Phone 7端末のアップデート機能やバックアップ機能の改善も施された。25日から順次発売予定のWindows Phone 7.5端末“IS12T”を管理するには、本ソフトが必要だ。

　さらに、日本の“マーケットプレース”でのビデオやWindows Phoneアプリ購入もサポート。ビデオの48時間レンタルへの対応やペアレンタルコントロールの強化、購入確認ダイアログを非表示にするオプションの追加などの改善が施されている。

　なお、すべての機能を利用するには“Windows Live ID”が必要。