NEWS(12/01/25 16:48)
デスクトップキャプチャーソフト「WinSnap」がメジャーバージョンアップ
ユーザーインターフェイスを刷新したほか強力な注釈機能を新たに搭載
NTWind Softwareは24日、デスクトップキャプチャーソフト「WinSnap」の最新版v4.0.1を公開した。メジャーバージョンアップとなる本バージョンでは、ユーザーインターフェイスが一新されたほか、スクリーンショットに注釈を加える機能をはじめとするさまざまな新機能が追加されている。
「WinSnap」は、デスクトップ全体や指定したアプリケーションのウィンドウ、複数の選択したウィンドウやボタンといったコントロール類、指定した矩形領域をキャプチャーできるソフト。Windows Vista以降のウィンドウデザイン“Aero Glass”にも対応しており、カドの丸い半透明ウィンドウを、背面にある邪魔なオブジェクトを取り除いて、影つきでキレイに撮影できる。
v4.0では、“Aero Glass”ウィンドウのキャプチャー機能が強化。これまで影つきでウィンドウを撮影する場合、「WinSnap」が独自に影を描画してスクリーンショットに追加していたが、Windowsが描画する影(Native Aero Shadows)をそのまま取り込めるようになった。作者によると、アクティブでないウィンドウの影やメニューの影などで顕著な違いが出るとのこと。
また、注釈機能やカラーエフェクトが追加されたのも本バージョンの特長。矢印や図形、テキストをスクリーンショットに追加したり、スクリーンショット全体にセピア、モノトーンといったエフェクトかけることができる。カラーエフェクトは四角や丸といった図形の内側には反映されないので、図形の外をぼかして内側のみを鮮明にし、特定の領域を目立たせるといった処理が簡単に行える。
さらに、ほかのアプリケーションへスクリーンショットをコピーする際に背景を透過する機能が追加。ほかのアプリケーションから「WinSnap」へ画像を貼り付けることもできる。
追加した注釈や透かし、コピーした画像といったオブジェクトは選択可能で、あとから任意の場所へ移動させることができる。スクリーンショットに写ったマウスカーソルまで選択可能になっており、位置をあとから微調整できるようになっているのが面白い。
「WinSnap」は、64bit版を含むWindows XP/Vista/7に対応する価格24.95米ドルのシェアウェアで、30日間試用可能。また、試用中はスクリーンショットを保存する際に透かしが入るという制限がある。現在、同社のWebサイトからダウンロード可能。なお、本バージョンからWindows 2000のサポートが終了しているので注意。
- 【著作権者】
- NTWind Software
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7(64bit版を含む)
- 【ソフト種別】
- シェアウェア 24.95米ドル(30日間試用可能)
- 【バージョン】
- 4.0.1(12/01/24)